2015年4月3日金曜日

<学校紹介3>Johnson受験者の方へ

 最近、Johnson受験者の方よりちらほら合格・入学決定のご報告を頂いており、大変嬉しく感じている。やはり、同郷の仲間が増えるというのは嬉しいもので、日本人在校生一同今度の夏を楽しみにしている。
また、インタビューインビテーションをもらった方々からのインタビューの相談も増えてきた。もし、同様にインビテーションを受け取っているものの、誰も相談相手がおらず不安を抱えている方がいたら、是非お気軽にご連絡を頂ければと思う。

私の受けたインタビューの模様は記事 <受験20>Cornell Johnson に大体載せてあるが、1年目がもう間もなく終わろうとしている自分がもし今あらためてWhy Johnson?と聞かれたらどう答えるかを考えてみた。ポイントは次の2点だと思う。

1. 小さく結束の強いコミュニティ
これは受験生時代の予想通りだった。1学年280名しかいないので、ほぼ全員の名前と顔が一致するし、コミュニケーションを取る。そして、イサカは小さな町なので、学生が各々が属する校外のコミュニティに授業が終わった瞬間に散り散りになって行くようなことは無い。どこに行っても同級生と会うし、休日も皆一緒に過ごす。とても居心地が良いし、きっと卒業した後も結束は残り続けるだろう。

2. リーダーシップの機会
小さなコミュニティであるということは、裏を返せばメンバー一人一人に求められる役割が大きいということでもある。クラブやクラスのグループ、イマージョン、トレックその他諸々の活動の場でリーダーシップを発揮する機会がこれでもかという程多くある。むしろ、逃れることができない。アメリカ人であるか否か、英語ができるかできないか等は、全く関係が無い。学校のプログラムについてですら、かなり学生のコミットメントが求められている。学長や副学長も学生に直接意見を頻繁に聴いて、しかもそれを聴くだけではなく本当に反映してくる。そんな環境下なので、より良い学校・コミュニティにする為に何か意見があったらこちらから行動していく必要があるし、そのような貢献をする意思のある人達が集まっている(集められている?)と感じている。
リーダーシップの機会と言うと聞こえは良いが、実際は全く文化・仕事・言語等のバックグランドが異なる者同士で喧々諤々の議論をしながら何とかジリジリと一歩前に進めるというようなことになるので、非常に泥臭く、疲れるし、時間も掛かり、苦労が多いのが現実だ。日本の大学のように単に授業を聴講するだけだったらどんなに楽だろうと思う。だが、単に経営学の知識を学ぶだけなら本を読んでもできる訳で、問題は実際にそれを実社会で活かせるか否かなのだ。故に、そのようなソフトスキルを磨く機会がこれでもかという程あるのはMBA生としては非常に嬉しい事だと感じている。


上記2点を読んで何となくワクワクされた方には、Johnsonはお勧めできると思うし、インタビューの際には是非自分がJohnsonではどんな貢献ができると考えているかを語って頂けると良いのではないかと思っている。

それでは、インタビューを受けられる皆さん、頑張ってください!

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